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2015年11月23日 第6版
とりあえずネーム加工だけでいい、という場合・・・
ネーム加工とは、名前を入れる作業のことをいいます。
レタリング、モノグラム、モノグラミングともいいます。

刺しゅう機本体と、ネームデータ作成用のソフトが必須で、市販のパソコンがあれば使用できます。
ネームだけというと比較的ライトな用途ですので、職業用刺しゅう機も選定の対象となるでしょう。
職業用刺しゅう機は比較的低価格ですが、価格に比例して後で買い換えすることにないよう、はじめの選定時が大事です。

ネーム作業は、刺しゅうが2〜3分で終わる短時間作業になります。
実際には、袋詰め、チャコペン等で刺しゅう原点の印付け、刺しゅう枠へはめる作業が付いてきます。
スズキでは生地に印付けしないで済むよう、すべての機種で刺しゅうする位置がわかるレーザーマーカーや、生地の枠はめ作業が1秒で済むエアクランプ枠を開発、ご提案しています。
名前ですので通常、データは全部1回しか使用しません。極端な多品種小ロットですので、位置決め、枠はめなどの手間は、レーザーマーカーやエアクランプ枠を使用することで、非常に多額の利益を留保、少ない時間でネーム入れ作業をすることができます。

自分が夜までやるから枠はめ/袋詰めぐらい別にかまわないと思われるかもしれませんが、何でもできるその自分が一番原価が高いのです。

いい刺しゅう機を入れたからといって、新しいソフトを入れたからといって、直接利益が出るわけではありません。
他社より手早く、良品を作り、出荷できる状態にして、正しく利益が出るものです。


こういった埋没コストの低減アタッチメントを、
スズキでは自社工場の工作機械にて開発しています。


1.ソフトについて
ネーム用途には「エンブロイダリースタジオe3.0・レタリング」という18万円のグレードが準備されています。アルファベットの「I」を変形することで、ネームのみならず簡単なマークも制作できます。
漢字書体は別売で、5万円前後。

またはステッチアンドソー2という初期導入用の安い78,000円のモデルもあります。こちらの漢字書体も外字も含め7000文字以上入って5万円前後。
いずれも100%後日の入れ替えの必要のないソフト。外注さんでどちらを使用しているかで決めてもいいでしょう。

たった5つの操作で、刺しゅうデータを刺しゅう機へ転送することができます。
手間を考えれば、刺しゅう機とパソコンはケーブルで連結して使用した方が望ましいところです。

どちらのソフトも使いやすい業界標準ソフトですが、絵ブロイだリースタジオ・レタリングは後日上位機種に移行する場合に選択肢が多く、ステッチアンドソー2はネーム業界では字が最もきれいと言うことで、業界にて多く普及しています。

2.刺しゅう機本体について
 ネーム用途で見ると、主に3機種挙げられます。職業用刺しゅう機は長期のハードな用途には向きませんが、ネームや会社マークなどワンポイント刺しゅうをする上では、全く支障なくご利用いただけます。
上位機種にはきりがないのですが、針の本数や、刺しゅう速度、で選定すべき所です。
ハッピージャパン HCS2-1201-30
12本針・刺しゅう面積横30x奥行30cm
シンガーブランドを保持するハッピージャパンのコンパクト機は、軸受けはちゃんとベアリングを使用、軸径は太く、長時間高速運転しても安定性抜群の、このクラスとしては最も頑丈な機種。

刺しゅう屋さんの市場では知名度と多くの実績があり、
価格も同型モデルと同じ、操作性も工業用モデルに準じていますので、発展的に工業用汎用機に移行しても全く問題ありません。
針は、12本針のみリリース。刺しゅう面積も30cm角ありますので、もっとも面積が広く、安心できるモデルであることをお約束できます。

蛇の目ミシン工業 NS-4
4本針・刺しゅう面積横24x奥行20cm
蛇の目のEMシリーズの刺しゅう機といえばネーム業界で知らない人はいないほどのベストセラー。
その機種の後継機で、ネームを基本として4本針刺しゅう機で、刺しゅう面積は横24cm、奥行20cmとネームに適したサイズを確保しています。

拡張性に優れており、操作パネルなし、バーコード対応、ソフトが蛇の目製かウィルコム製か機種により選択可能と、幅広いユーザー向けにリリースしています。

EMに慣れているおばさんたちからすれば、パソコン操作を避ける傾向がありますが、蛇の目製なら違和感なく受け入れてくれるはずです。

ブラザー工業 PR-655e
6本針・刺しゅう面積横30x奥行20cm
コンパクト機を始めてリリースしたのはブラザーです。家庭用部門が開発、工業用部門で販売担当。なにより素人用に作られており、高速で動いて女性を怖がらせたりしない設計です。

枠の大きさを認識するエンコーダが付いており、全く初めての刺しゅう機操作であれば使いやすい反面、エンコーダを停止させない限りさまざまな大きさの各社刺しゅう枠を使用できないので、拡張性は抑えられています。
ただ自動糸通し装置が付いており、糸通しを半自動でやってくれるので楽なところです。
PR-1000eという上位機種がありますが、工業用刺繍機より高いので、用途を明確に。


3.お薦めアタッチメント
 
コンパクト機には、純正の枠がいくつか付属されています。
刺しゅうをするには、生地を枠に正確に、ナナメになったりしないようにはめる技術が必要です。慣れれば早くなりますが、慣れるのに時間が少々かかります。
「刺しゅう中に、枠はめすればいい」という意見もありますが、価格が150〜500円ですので、実際は生地にチャコペンで印を付けたり、折りたたんで袋詰めしないといけませんので、時間はありません。枠はめをしないで一発あわせできるアタッチメントを是非お奨め致します。
スズキではこういったアタッチメントを社内で製作していますので、安くご提案、どの機種にも簡単に取付出来ます。
エアクランプ枠があると、枠はめ作業が1秒で済みます。

これがないと、枠はめ/位置決めで、だいたい1回につき20〜35秒の手間がかかります。電話がかかってきたりお客様が来たりして時間がかかることがあるので40秒としましょう。
仮に1日10枚が220日あったとすると、枠はめ時間だけで2200枚x40秒=88,000秒、自分の時給が3000円だとすると、年間24.4時間、1年で73,300円ほど余計に経費が掛かります。枚数が倍だと15万近い埋没コストです。

レーザーマーカーがあると、刺しゅう機に生地を一発あわせでき、すぐ刺しゅうに入れます。

ポケットの上、ユニフォームの胸、靴下など、縫うときはデータの原点と、実際の針の位置を合わせなくてはなりませんが、これに思いの外、時間がかかります。
なかなか位置あわせできなかったりすると、縫う時間よりセット/位置あわせの方に時間を掛けてしまい、いっそ外注に出していた方がよかったということにもなりかねません。

スズキのマグネット枠は、生地を上にだしてくれ、取付が一発です。(標準品は裏にでる・生地汚れの時有)

機械に枠をセットするとき、両手作業していませんか?強力マグネットで枠を吸着し、ひねらない限り外れません。しかも安い!これなら大量に用意しておけますので、学販の時期などに人海戦術で大量に枠はめしておくことが可能です。エアクランプを用意するよりアナログですが、アタッチメントは用途に応じて使い分け、本末転倒しないように使うのが大切です。

エアクランプ枠、マグネットクランプ枠などスズキのオプションはすべて適用できます。

《導入コスト計算例》(値引きをしたとして)
ハッピージャパンHCS2-75万円と、レタリング用刺しゅう「ソフトステッチアンドソー2」(書体x2)183,000円、刺しゅう機置き台は使っていないデスクを使うとして、その他10万円ぐらいで約103万円ほど。
60ヶ月リースで、月22,250円弱(税込)前後です。

職業用 蛇の目NS-4の場合、本体75万円程度にソフトが込みですので、スズキのエアクランプ枠と十字クロスマーカー15万円程度を加えたとして、計90万円ぐらい。
60ヶ月リースで、月19,440円(税込)程度。

お問い合わせは信頼と実績のスズキマシン リエンジニアリング(株)刺しゅうシステムグループへ・・・
東京都江東区三好2-16-4 T:03-3641-5485 F:03-3630-5251
岩手県奥州市水沢区山崎町 9-12 T:0197-24-6563 F:0197-23-6537
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