スーパーロングアームミシンとは、ふところが約750mm以上のミシンをいいます。これ以外にも、JUKIの461(950mm)やテーラー工業の筒型のもの、サンケイコーポレーションの6本針ミシンなどがあります。
テントシート/サイン/産業資材業界では、この3機種が主になります。
恐竜のように一時世界を制覇していたアメリカ・シンガー社は現在なくなりましたが、シンガー製のスーパーロングアームミシンもいまだ多く使用されています。
全部総合送りで、超大型のボビン、大型押エを使用しており、特に長いもの/厚いものに適した仕様です。細い糸は使えないし、薄いものは生地が縮むし、小物には小回りが利きませんので、まるで戦車、前後に人がついてヨーイドンで、数人で作業するような製品で本領を発揮します。
スズキでは、細糸も薄物も縫えるような万能の改造もしています。

大きくて強いものにあこがれる男の心に、心の平安を与えるいつかは欲しい、本当のプロの道具です。
名称
イメージ
簡単な説明
主なスペック
ドイツ
アドラー
221-76
760mm
アドラーは旧西ドイツの時代から耐久性とブランドでテントシート業界の中でも一番上位に位置してきました。
その信頼性は確固たるものがあり、国内ではむしろ西日本でよく普及しているようです。
糸:30〜5番糸まで
縫い目長さ:10mmまで
押エ上げ:20mmまで
最高回転:1000回転
ふところ:760x160mm
ポイント:振動少ない最高の品質。
セイコー
JW-28BL
762mm
テントシート業界のマーケットリーダーであるセイコーミシンのプロ専用のハイエンドタイプ。
フトコロは10インチ(約250mm)20インチ(約508mm)と30インチ(762mm)とリリース。先引きローラー搭載や#0番糸まで確実にカットする糸切り装置、自動返し縫い/自動押エ上げ装置がオプションで用意されています。
太糸を使う可能性があるときは、このモデルが一番安心です。
糸:30〜3番糸まで
縫い目長さ:10mmまで
押エ上げ:24mmまで
最高回転:1500〜1200回転
ふところ:762x153mm
ポイント:豊富なオプション太糸対応。
JUKI
LG-158
750mm
旧ヤクモ系の業界のベストセラーモデルで、JUKIの厚物専用の島根の中島工場にて生産されています。メーカー標準スペックは1本針か2本針だけの限られたものですが、スズキではセイコーと同様になるように各種改造をしていますので、ご安心いただけます。
糸:20〜5番糸まで
縫い目長さ:10mmまで
押エ上げ:21.5mmまで
最高回転:1500回転
ふところ:750x145mm
ポイント:一番安い。
スペックは改造できない部分もありますが、スズキではどれも#50〜#00番糸まで使えるような改造をしています。特にスズキオリジナル先引きローラーは上昇量が最大60mm/上下駆動しますので、テント倉庫やコンクリ養生シート、オイルフェンスパーツ、産廃処分場の防水シートなどに最適です。
ボビンは全機種同じ、超大型ボビンで、8番糸でおよそ135m巻けるといわれています。

寿命はオギャアと産まれた赤ん坊が、子供3人の親になるぐらいもちます。使い方によっては孫の世代に受け継げるでしょう。
この種のミシンはスズキで最も得意とするところです。

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