膜類加工用設備販売・各種フィルム/繊維製品向け溶断設備製作・工業用刺しゅうシステム・改造・電気回路設計
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総合送りは、上下の送り歯で生地を送りながら針も貫通しながら動くので、しっかり確実に生地を送ります。 通常われわれテントシート業界では、改造して針が先に生地を貫通してから送るようにします。 どれも長尺物に適したモデルですが、メーカーの開発目的により微妙に強みが違いますので、縫いたいものに合わせて機種を選定します。テントシート/サインならセイコー、カバン/靴ならミツビシ、ソファや硬いものならJUKIがポイントでしょうか。 釜は水平釜が一般的です。それぞれ1本針と2本針の使用があります。 小回りは上下送りミシンの方が効きますので、用途に合わせて選定しましょう。 我々テントシート/産業資材業界では総合送りミシンは本命で、位相も変えてグイグイ食い付くようにし、通常使用する基幹設備になります。 縫い目の結果から見るとどれも同じですが、生産性・品質共に強みを生かした機種である必要があります。 |
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下糸ボビンを投入する水平釜ですが、針受けという部品がついており、これには針の糸を釜がすくうときに強烈な糸のテンションで、しなりながら刺さる針の位置矯正をします。 8番糸の場合、テントシート/サインでは約1.5kg、車輌シートでは2kg程度のテンションがかかっています。 透明糸の場合はさらに強いテンションとなりますので、釜の形式、調整のタイミングは重要です。 なお写真は掲載していませんが、ガラス繊維素材の場合は、釜が著しく摩耗しますのでオイルで水浴びさせて、完全に洗い流しましょう。部品のコーティングがはがれて静電気が発生したり、糸切りが多発します。 ナスロンのステンレス糸を使用する場合はセイコーがお薦めです。 |
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